震災から一年３ヶ月、アパートに落ち着いて１年２ヶ月、新居に落ち着き漁業再開支援を考えてから一年が経過。
　震災後２ヶ月の情報を頼りに漁業再開の見通しを自分なりに予測し、実態を調査するため５月初めに石巻市街から牡鹿半島を回り女川町に抜けて被災地を見て来ました。
死亡した友人が４人、取引が有った水産会社と漁業関連施設はほぼ全壊か消失、一切の漁具を無くし裸同然の漁師さん達、この地域の生活を支えていた漁業が崩壊している実情は、予想をはるかに上回るものでした。

　気仙沼・南三陸町・女川町・石巻などと違いマスコミにも取り上げられなかった牡鹿半島地域の漁業再生のため、支援を呼びかける牡鹿半島応援団を代表の青木と立ち上げて一年が経過した現在の漁業再生は、まだ３割程度の回復に留まり今後の見通しも決して楽観できる状況ではありません。
　以前日記に書いた内容が主な原因ですが、震災の記憶が風化し始めていることが政府や行政の対応を遅らせていることも要因になっています。

　もう一度、被災地に目を向けて現状を理解していただくき微力でも何等かのアクションをお願いします。


『牡鹿半島応援団』ホームページ　URL:http://resetosika.jimdo.com/