意外とすんなり導入がいけた！！と思うと、またこける・・・の繰り返しだったが、やっと完了したwebmin+usermin+virtualmin 。

インストも完了し、ヴァーチャルドメイン切り出すとメールボックスが使えなくなるという現象を繰り返していた。

けどこいつもようやく解決した。

原因は、dovecot（メールサーバーね）をMaildir形式にしていた為・・・・

メールボックスの保存の仕方にはmbox形式とmaildirがある。

mbox形式は一枚っぺらのｔｘｔファイルにメールが届くたびに追記していく方式。

Maildir形式は一通づつのメールをそれぞれのファイルとして保存する方式

こいつを管理しているのがdovecotでその設定ファイルが　/etc/dovecot.conf

webmin+usermin+virtualminのインストール・・・特にvirtualmin導入は

# wget http://software.virtualmin.com/gpl/scripts/install.sh

# /bin/sh install.sh

だけで、スパムフィルタからアンチウィルスから何から何まで自動で用意してくれる優れものなんだけど、せっかく設定したdovecot.confのMaildir設定をご丁寧に書き換えてくれる。

mail_location = maildir:~/Maildir

↓

mail_location = maildir:~/Maildir:INDEX=/var/lib/dovecot/index/%u:CONTROL=/var/lib/dovecot/control/%u

とこんな感じだ。

したがって、こいつを元の状態に戻してあげればすべて問題は解決する。

仕事でホスティングサーバーの管理をしているが、商用管理ツールのPLESKと比べてもそれほど見劣りがしないほど優れたつーるだ。

自サバでバーチャルドメイン管理を考えている人はぜひお勧めのツールといえる。

ちなみに導入手順（2012/09/29現在）※最新は　http://www.webmin.com/　でしらべてね

OS:CentOS5.8

# rpm --import http://www.webmin.com/jcameron-key.asc　←　GPGキーインポート

# wget http://prdownloads.sourceforge.net/webadmin/webmin-1.600-1.noarch.rpm

# rpm -i webmin-1.600-1.noarch.rpm                      ←　webminインストール

# wget http://sourceforge.net/projects/webadmin/files/usermin/1.520/usermin-1.520-1.noarch.rpm/download

# rpm -i usermin-1.520-1.noarch.rpm                      ←　userminインストール
 

# /etc/init.d/usermin start                                    ←　usermin　スタート　※userminはスタートしてやら無いとだめみたい。

# wget http://software.virtualmin.com/gpl/scripts/install.sh  　　←インストールスクリプトゲット

# /bin/sh install.sh                                                        ←　スクリプト実行

これだけ・・・・

ちなみにdovecot.confの書き換えタイミングはインストール時かヴァーチャルホスト作成時かは未確認。

参考サイト

http://www.softel.co.jp/blogs/tech/archives/2504

http://www.virtualmin.com/node/11731　　　　　　　　　　※　英語だけど中坊レベルでも理解可能

これでいろいろ試せるぞ！！