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TOP  >  日記  >  hori  >  お仕事  >  CentOS5.8_64bitでmondo rescue再挑戦・・そしてkernel Panic  ほれ2 とりあえず解決

hori さんの日記

 
2012
10月 12
(金)
14:46
CentOS5.8_64bitでmondo rescue再挑戦・・そしてkernel Panic  ほれ2 とりあえず解決
本文

そんなこんなで、再度CentOS5.8 x86-64 Mondo rescueをインストールすることにした。

こりもせず、最新版を投入。

対応しやすいようにOS新規インストール直後に作業開始。前例に倣って

/var配下に作業フォルダmondoを作成さらにその配下で/backup /tmp /scratchの作業フォルダを作成。

圧縮の後にisoファイルで吐き出しを行いたいので落としてくるものは、izo、lzop、afio、buffer、mindi、mindi-busybox、mondo

 

wget rpmインストールまでは多少挙動に不審なところはあるものの問題なくisoファイル作成。

 

 

ftpでローカルのwindowsマシンに引っ張って、isoファイルをDVDで展開、そしてMondo backup。

やっぱり、kernel Panic をひき起こす。

いくつかの情報に記載されていた、『ramdisk-blocksize=1024』追記も意味なし。

 

過去の経験上mindi、mindi-busybox、mondo以外のパッケージには依存関係も無いので、問題はこいつら・・・しかも前回のトラブル時もmindi-busyboxについては、最新の物で問題解決した。

ここにバージョンを落としてみてもしょうがないので、前回解決済みのバージョンのx86-64版を入れなおしてみた。

 

今回の手順は以下

いったん

cd /var/mondo に移り、

 izo、lzop、afio、buffer、mindi、mindi-busybox、mondoの最新版をwgetで取得

依存関係があってうまくrpmインストールが走らないので、

# rpm -ivh *.rpm で一括インストール。

そして落としてくるファイル。

# wget http://pkgs.repoforge.org/lzo/lzo-2.06-1.el5.rf.x86_64.rpm

# wget http://pkgs.repoforge.org/lzop/lzop-1.03-1.el5.rf.x86_64.rpm

# wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/5/x86_64/afio-2.5-1.rhel5.x86_64.rpm

# wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/5/x86_64/buffer-1.19-4.rhel5.x86_64.rpm

# wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/5/x86_64/mindi-busybox-1.7.3-1.rhel5.x86_64.rpm

この五つに関しては最新の物をおとしても、まったく問題は無い。以下二つはバージョンに注意。

# wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/5/x86_64/mindi-2.0.7.7-1.rhel5.x86_64.rpm

# wget ftp://ftp.mondorescue.org/rhel/5/x86_64/mondo-2.2.9.6-1.rhel5.x86_64.rpm

 

mondoarchive -Oi -g -L -N -s 4200m -d /var/mondo/backup -E /var/mondo/backup -S /var/mondo/scratch -T /var/mondo/tmp

でファイル作成。

意味は /var/mondo/backup にlzoで圧縮した上でisoファイルを書き出し。ちなみに/var/mondo/backup はバックアップに含めちゃ駄目よ(意味はわかるでしょ?)。バックアップ時に/(ルート)に作業フォルダが出来るとみっともないので、スクラッチディレクトリは/var/mondo/scratch、テンポラリディレクトリは /var/mondo/tmpを使えと言った感じ

これも前回と同じ。少なくとも僕の試した環境では、i386もx86-64でも同様のトラブルがこれで何とか解決している。

 

トラブルの原因は定かではないし、mondoなのかmindiなのかもわからない。

ただ、ひとつの仮説としてあげるとすると、Mondo resucueの正式サポートリストにはCentOSは含まれてない。なので、rhelを落としてくるということになるわけだが、CentoOSの性質上安定稼動を優先させるために、なかなかバージョンアップをしない。それはkernelも然りな訳だ。ちなみに僕がインストールしたCentoOSの出所は、ftp.riken.jp のCentOS5.8のDVD.isoなわけだが、このバージョンのkernelはいまだに、 2.6.18 だったりする。Mondo resucueのバージョンアップにCentOS側がついていけてないのではないだろうか。

この仮説を元にすると、CentOSのカーネルアップデートを行うことでこのトラブルを回避できる可能性も高いということになる。

 

ただ、さくさくっとバックアップをとりたいだけでカーネルアップデートはねぇ・・・・とおっしゃる方はこの方法を試してみてはいかが?

 

あぁ、そうそうこのやり方でリストアまでできるのだが、mondo backup時に、コンソール内のなんちゃってGUIは確実に破綻していることと、すべてのリストアが完了すると、”exit”照りスタートするよ。。とのたまっているが、100%kernel Panicひき起こす。

 

まぁ、すべて終わったあとなので、DVD引っこ抜いて、電源ぶちぎり再投入で対処いたしております。

 

あしからず。

 

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