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TOP  >  日記  >  mikiochiba  >  私の東北復興プラン  >  放射性物質除去法 4

mikiochiba さんの日記

 
2011
7月 4
(月)
11:57
放射性物質除去法 4
本文
4)農地の土壌汚染への対応
 水が豊富にある水田では、1)で紹介した方法の応用が可能だが、畑地ではそれが無理。3)で紹介したようにいったん放射性物質を水に移す必要があるからだ。まるで賽の河原の石積みのような気の遠くなる作業の繰り返し。それでもやらなければならない。でなければ、ここでの農業は百年、二百年単位で放棄せざるを得ない。住民の生活が根底から破壊されるのだ。我々は「この状況を見逃すわけにはいかない」と考える。
 そこで、畑に碁盤目状に溝を掘り、炭やゼオライトを入れて土を被せる。雨水を利用して放射性物質を捕捉・吸着させるわけだ。同様に果樹などでは根の周りに炭やゼオライトを埋める。どちらも一定期間が過ぎたら回収。保管する。
 また、放射線を遮る『光合成細菌』などがあるという。その細菌を畑全面に散布。その上で、ヒマワリや菜の花など放射性物質をよく吸う植物を植える。これらは刈り取った後、容器に入れて十分に腐熟させる。さらに、腐熟液から放射性物質を吸着・分離する。手間暇のかかる作業が必要だ。

5)おまけ 下水処理場の汚染汚泥からの放射性物質の分離・回収
 東京都をはじめ各自治体では、下水処理場ででる高レベル汚泥の処理に困っている。これへの対応も、3)で紹介した方法を少し大掛かりにすることで対応が可能だ。汚泥と水をタンクに入れて攪拌。いったん汚泥を沈殿させ、上澄みの水だけを別のタンクに移してフェロシアン化鉄の粉末を投下。きれいになった水は環境に放出する。これを繰り返し、結果的に汚泥から放射性物質を分離させるわけだ。きれいになった汚泥はこれまで通りの処理が可能。濃縮された放射性物質は、これまで述べているように厳重保管後、国や東電に引き取ってもらうわけだ。


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